自己啓発のメリットがある一方で、
デメリットもあります。
今回はデメリットをまとめてみました。
自己啓発のデメリット
①のめり込みすぎると視野が狭くなる。
自己啓発という言葉が
ネガティブに取られてしまうことがありますが、
これは、自己啓発にのめり込みすぎた人の姿を
見てしまったからかもしれません。
色々な自己啓発があり考え方や
捉え方を変えていくようなプログラムもあります。
これ自体が悪いことではないものの、
周囲から「洗脳」されているのではないかと
思われてしまう事があるのも事実です。
成長のために新たな価値観に触れて、
視野を広げていくつもりが、
その考えにのめり込みすぎて周囲が逆に見えなくなり、
本やセミナーでの話が絶対である、
とむやみに信じるようになってしまう危険もあります。
うのみにするのではなく、
読んだり聞いたりした内容から、
自分自身で考える過程を忘れずに学ぶことが重要でしょう。
②お金を無駄にする可能性がある。
自己啓発本や自己啓発のためのセミナーや講演への参加費は、
お手頃な物から中にはかなり高額な物もあります。
値段が高ければそれだけ内容も素晴らしいかといえば、
必ずしもそうではありません。
また、自己啓発を謳っておきながら、
高額な費用を払わせるだけのただのお金儲けとしてやっている、
詐欺まがいの怪しいセミナーも存在するので
注意する必要があります。
また、書籍においても、
今やネット上で誰でも本や情報商材を販売できるようになっているので、
中身のないものを高額で売りさばいている業者も存在します。
③学ぶことを目的化しない
自己啓発の目的はあくまでも「成長」であり、
「学ぶこと」はその手段でしかありません。
しかし、なかには学ぶことを目的化してしまっている人もいます。
これは、ただ本を読み漁ったり、
セミナーにたくさん参加し続けるだけで満足してしまい、
肝心の成長につながりません。
そして考え方や情報だけを頭に詰め込んだ、
俗に言う「意識高い系」になってしまうのです。
「自己啓発」と聞くと胡散臭いイメージがあったり、
良くないイメージを抱く人がいるのは、
この様な人が原因でしょう。
自己啓発の本当の狙いは成長することであり、
ただ意識が高いだけで何もしない人を
生み出すことではありません。
したがって、自己啓発をする際は
ただの「意識高い系」にならないように注意しましょう。